バイオリンに恋して、本に恋して

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「子どもにむかって絶望を説くな」

   

大晦日ですね!
今日もお天気いいです。
あたたかいー!
気持ちのいい朝です。
明日はどうかな。

夫が、オーディオ機器を入れる棚を作ってました(笑)


適当にスプレーペンキで塗って


バーナーで焼いて


なんとなく、アンティーク風??を目指したそうです(笑)

さて、司書講座、今、後半戦に突入してますが、児童サービス論という授業があります。
最初、つまらなさそう(すいませんw)と思ってたんですが、受けてみると、これがおもしろい。
子供の発達段階と、それに合わせた図書の選択についての勉強なので、司書としてだけではなく、母として、とってもためになる授業です。
ほんとに、子供が生まれる前に受けておきたかったww

昨日受けた授業で、宮崎駿さんの言葉が紹介されたんですが、目からうろこ、でした。
授業で受けた言葉をそのまま引用します。

”要するに児童文学というのは「どうにもならない、これが人間という存在だ」という、人間の存在に対する厳格で批判的な文学とはちがって「生まれてきてよかったんだ」というものなんです。
「生きててよかったんだ、生きていいんだ」というふうなことを、子供たちにエールとして送ろうというのが、児童文学が生まれた基本的なきっかけだと思います。
「子どもにむかって絶望を説くな」ということなんです。”(明治大学 メディア授業「児童サービス論」ワークシートから引用)

ああ………そうか、と。
ものすごく心に響きました。
うん、なんとなく、心ではわかってたと思います。
乙一の「きみにしか聞こえない」は、息子にすすめられるけど、「失われた物語」とか「GOTH」はすすめられない。
重松清の「青い鳥」は息子にすすめましたけど、「ナイフ」はちょっとなあ、と。大人が読むにはいいだろうけど、息子にはちょっと……と思ったんですよね。
小川一水の天冥シリーズ、あれはそれこそ、「これが人間だ」という絶望とやりきれなさに満ちてまして、もちろん、そこを突き抜けていく希望が見え隠れしてますので、心を鷲掴みにされる感じなのですけど、でも、あれはたぶん大人にしかわからない感覚じゃないかと。なので、どんなにおもしろくても、絶対に、息子にすすめようとは思わない(単純に、息子には、あの長さと文章は読めない、むり、というのは置いておいてw)
なるほど、そういうことか、と思いました。

ついつい、息子に本を読ませる、ということが目的になってしまって、とりあえず「おもしろい」本を、と思ってしまってましたが、やはり、そこは外しちゃいけないところなんだな、と。
身体も大きいですし、言うことも大人っぽいですし、もう大人だと思ってしまいますが、まだ13歳なんですよね。
本当の意味で人間関係に悩んだり、自信を無くしたり、まさにこれからそういう時期が来るわけです。
だから、やっぱりまだまだ「生きててよかったんだ、生きていいんだ」という、その感覚というのは必要なわけですよね。
もちろん、斜に構える時期なので、「生きててよかったんだ、生きていいんだ」なんて言葉をそのまま読んだり、聞いたりすれば、「はあ???」ってなるのかもしれませんが、そういうメッセージが込められているということは絶対に必要なんだろうな、と、そんな風に思います。

さあ………また本を探そうw

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読んでくださってありがとうございます('-'*)